2019年1月25日 15:37
確定申告を正しく行うために必要な源泉徴収票の役割とは?紛失時や複数ある場合の対応も解説いたします。
源泉徴収票は、勤務先から給与の支払いを受けている方が渡される書類で、毎年、年末になると税金の精算手続きとして行われる年末調整の後や中途退職した場合などに交付される収入などが記載された重要なものです。
そのため、自営業やフリーランスなど、給与の支払いを基本的に受けない方に対して源泉徴収票が交付されることはありませんが、確定申告をする際に、源泉徴収票の交付を受けている方は、源泉徴収票が確定申告をするために必要な書類の1つとなります。
そこで本記事では、確定申告を正しく行うために必要な源泉徴収票の役割から多くの方が確定申告をする際に抱えている源泉徴収票の疑問について、幅広く解説を進めていきます。
確定申告を正しく行うための源泉徴収票の役割
国税庁確定申告の際にご持参いただくもの
確定申告の際に作成した確定申告書は、税務署に対して提出をする確定申告書とご自身の控えにあたる確定申告書が作成されますが、この時、勤務先から渡された源泉徴収票の原本は、税務署に対して提出をする確定申告書に添える必要があります。
実務上、税務署へ源泉徴収票を提出するにあたって、ご自身の源泉徴収票の控えがなくなってしまうため、控え用として源泉徴収票のコピー(写し)