2019年1月25日 15:37
確定申告を正しく行うために必要な源泉徴収票の役割とは?紛失時や複数ある場合の対応も解説いたします。
これは、確定申告期限(原則として3月15日まで)が迫っている中で、勤務先からの源泉徴収票の再発行が間にあわない場合も同様に1年間の給与明細書と賞与明細書を使って確定申告をする必要があります。
なお、勤務先から源泉徴収票の交付を受けているものの、なくしてしまった場合は、再度、勤務先に連絡することで再発行してもらうことができます。
勤務先の担当者には、ちょっとした手間をかけてしまいますが、実務上、源泉徴収票を印刷するだけですので、事情を説明した上で対応してもらうのが望ましいでしょう。
アルバイトやパートで、確定申告をする際に源泉徴収票が複数ある場合は?
アルバイトやパートといった職業の方で、仕事を掛け持ちすることによって、それぞれの勤務先から源泉徴収票の交付を受けることがあると思います。
このような場合は、原則として、複数の勤務先から交付を受けた源泉徴収票を基に確定申告書を作成し、確定申告をしなければなりません。
具体的には、複数の勤務先から受け取った源泉徴収票の収入や源泉徴収税額などをそれぞれ合算し、まとめたものが作成した確定申告書に記載されるといったイメージになります。
複数の源泉徴収票を合算した時、年収が低い場合は、確定申告をしなくても良い場合があるのですが、このような方々の場合ですと、確定申告をすることで給料から天引きされた源泉所得税が還付される場合がほとんどですので、できる限り、確定申告を行うようにしたいものです。