2019年3月22日 13:10
投資信託の「基準価格(価額)は高い方がいい」は大間違い!
ちなみに更新時間は当日ではなく、「入れ物」の中のお値段が確定した後日が一般的です。
投資信託の基準価格(価額)が上がる仕組み
投資信託の基準価格(価額)が上がる仕組みを身近な例で例えましょう。
例えば、異なるアイドルユニットのコンサートチケットをカゴ(入れ物)に複数入れて、ネットオークション(市場)に出したとします。このように「入れ物」に複数の商品が入っているのが投資信託のイメージです。
ネットオークション(市場)に公開されていますので、カゴ(入れ物)の価格は変動します。
価格が上がる仕組みを見てみましょう。
- カゴ(入れ物)に入っているアイドルユニットの人気が全体的に上がれば値上がります(欲しい人が増えるため)。
下がる仕組みも単純です。
- カゴ(入れ物)に入っているアイドルユニットの人気が全体的に下がれば、お値段は下がります(高いままだと買い手がつかないため)。
- 仮に台風直撃(金融危機)などになればカゴ(入れ物)全体の価格は急落します。
このようなイメージで投資信託の基準価格(価額)も中身の金融商品の値動きにより、変動していきます。ただ、前述のように分散してありますので、単品のアイドルユニットのチケットだけの値動きよりはマイルドになります(これが分散によりリスクが下がる、ということです)。