くらし情報『投資信託はどれだけ儲かるのか?仕組みや設け率をFPが解説!』

投資信託はどれだけ儲かるのか?仕組みや設け率をFPが解説!

目次

・《投資信託での儲け方》一体、どれくらい儲かるの?
・投資信託での儲け方の仕組み
・年金機構の想定期待リターンを見てみる
・合理的な投資対象は、市場の平均に連動することを目標とするインデックス型投資信託
・債券主体の投資信託は効率が悪いから持たなくてもいい?
・投資信託の儲けに関するまとめ
投資信託はどれだけ儲かるのか?仕組みや設け率をFPが解説!


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本記事では、投資信託を行うと長期でどれくらい儲かるのか?についてお話します。

特に、年金積立金管理運用独立行政法人が想定している期待リターンをもとに 、投資信託での各資産クラスにおける長期的なリターンについて考察します。

《投資信託での儲け方》一体、どれくらい儲かるの?


《投資信託での儲け方》一体、どれくらい儲かるの?


最初に結論を申しますと、長期的に見て投資信託で儲かる利回り(儲け率)は、ハイリターンの株式主体の投資信託で年率にして「無リスク金利(国債など)+5~6%程度」だと考えられます。

これは資産運用の世界では期待収益率と呼ばれます。

株式の期待収益率=無リスク金利(国債などの安全資産の金利)+投資家の要求リターン5~6%長期的に見るとこの程度ではないかと考えられる。

これはつまり、「リスク(値動きの幅)のある投資をするのなら、それなりにリターンがないとイヤだ!」と世界中の投資家・市場が考えているという前提です。

その為、投資信託での儲け(儲け率)も長期で見ると、良くて無リスク金利+5~6%程度ではないかと思われます。

もちろんこれはハイリスク・ハイリターンの株式主体の投資信託での場合です。

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