投資信託はどれだけ儲かるのか?仕組みや設け率をFPが解説!
この状態で将来的に金利が上昇した場合には、どうなるでしょうか。この場合は、国内債券の価格が下がります。
つまり、ほとんど儲け率が期待できないのに、価格が下がるのでは資産運用の対象としては適していない、と考えています。
それなら安全資産の預貯金の方が合理的ではないでしょうか。
投資信託の儲けに関するまとめ
- 投資信託の期待リターンは株式主体の場合、5~6%程度が期待される
- 債券主体の投資信託は効率が悪いので持たなくてもいい
- 国内債券の投資信託は低金利時代のいまは持つ必要性がない
今回は、投資信託での儲けがどのくらい出るのか、ということについて考察しました。
短期的に見るとリスク(値動きの振れ幅)があるので、年間で30%上がったり25%下がったりと、激しい動きをします。リスクとはノイズでもあります。
短期的な値動きに慌てて、頻繁に売買を繰り返していては投機的な性質へとなってしまいます。
ノイズに動じることなく、長期分散積み立て投資に徹してこそ、期待リターンに近づくことができるのではないでしょうか。
本記事が読者の方の合理的な資産形成の一助になれば幸いです。
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