くらし情報『不動産投資の利回りは何%が理想?平均相場&物件の見分け方をFPが解説!』

2019年10月26日 14:00

不動産投資の利回りは何%が理想?平均相場&物件の見分け方をFPが解説!

家賃と相場の乖離に注意
投資物件の多くは賃貸中に売りに出されるため、募集図面や広告には現在の利回りが記載されています。実際の利回りなら安心と思うかもしれませんが、中には相場よりも大幅に高い家賃で住んでいる物件があるのです。

例えば、新築から10年住んでいる入居者がいた場合、新築時の高い家賃のまま現在も契約しています。そのため利回り計算すると非常に高利回りになるのですが、万が一その入居者が退去してしまうと、相場に合わせるために家賃を1万円以上下げなければならなくなる可能性があるのです。

今現在の家賃相場と入居者の現在の家賃に大きな乖離がある物件については、現在の利回りを鵜呑みにして購入してしまうと、万が一退去した際に大幅に利回りが下がってしまいます。

そのため、中古物件に投資する際には現在の家賃と相場の家賃を比較してもしも高いようであれば、相場の家賃で利回りを計算してそれでも収益性に問題がないかを確認するようにしましょう。

不動産投資の利回りに関するまとめ

今回は利回りについて徹底的に掘り下げて解説してきました。表面利回りと実質利回りを誤解したまま投資してしまうと、後で実際のキャッシュフローを見て驚くことになってしまいます。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.