くらし情報『奨学金の返済免除制度とは?対象となる条件・基準をFPが徹底解説』

2019年12月7日 14:00

奨学金の返済免除制度とは?対象となる条件・基準をFPが徹底解説

とはいえ、学業の成績が芳しくなかったとしても、それだけで諦める必要はありません。

教授などから推薦されれば免除となる可能性があるからです。もちろんこれは原則ではありませんので一概に言えない部分もあるのですが、将来社会に貢献するポテンシャルが認められれば、推薦してくれることもあるでしょう。

日頃から教授や担任とコミュニケーションを図り、人間関係を作ることも大切です。

奨学金が免除されない場合は債務整理もあり
どうしても奨学金が免除されない場合は、債務整理をして自分で奨学金の負担を軽減する方法もあります。

債務整理とは法律に乗っ取って借金の負担を軽くする方法で、債権者との話し合いで借金を軽くする任意整理、簡易裁判所で調停をする特定調停、裁判所に申し立てて借金を軽くする個人再生、借金を帳消しにしてもらう自己破産などがあります。

借金の程度によって選択すべき方法は異なりますので、司法書士や弁護士などの専門家に相談すると良いでしょう。ただし、特定調停に関しては自分で手続きするため、素人にはハードルが高いです。
ほかの3つのいずれかを選択することとなるでしょう。

ただし、借金が軽くなったり借金が帳消しとなるメリットがある反面、10年ほどローンが組めなくなったり、クレジットカードの発行ができなくなるというデメリットがあります。

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