2019年12月16日 14:00
住民税と市民税の違いとは?意味・計算方法などの基礎知識をFPが徹底解説!
STEP②課税所得に対し税率をかける
課税所得が判明したら、次に先程の税率をかけていきます。お住いの自治体によって若干異なりますが、おおよそ10%をイメージして頂ければ分かりやすいかと思います。
STEP③最後に税額控除を行います
STEP②で所得割額が判明したら、最後に税額控除と呼ばれる控除を行います。この税額控除の代表的なものとして住宅ローン控除が挙げられます。その他に寄付金控除、配当控除等があります。
該当する場合は最終的に税額が安くなりますので、お心当たりのある方は必ず控除しておきましょう。以上が所得割を計算するまでの流れになります。
所得割額を計算後、均等割額を足して住民税の納税額が決定
先程の所得割額を計算した後に均等割額を合計して住民税の納税額が決定します。
均等割額の標準額は5,000円が最低ラインとなっており、内訳として県民税が1,500円、市民税が3,500円となっており、この構成がスタンダードです。所得割同様に各自治体で均等割額も変更できます。
均等割額の高い地域は?
今回の市民税に関するテーマで気になるのは税金の高い地域ではないでしょうか?ここからは均等割の高い地域を挙げておきますので、参考にして下さいね。