2020年3月7日 20:00
住宅ローンを組む前にチェック!銀行の選び方・ポイントをFPがやさしく解説
この辺りは利用する金融機関によって異なるため、十分確認したうえで金利タイプを決めるようにしましょう。
10年以内に完済することを目指す方におすすめ
金融機関にもよりますが、固定期間選択型金利をお得に利用しやすいのは「10年固定金利」であることが多いです。ただし、先述の通り固定期間選択型金利は、当初期間終了後の金利の再選択時にキャンペーン金利の適用を受けられなくなってしまいます。
このため、固定期間選択型金利は10年以内、もしくは10数年で完済することを目指す方におすすめです。
住宅ローンの借り換えについて
3つの金利タイプを見てみると、それぞれ以下のような金利情勢のときに利用しやすくなっています。
- 変動金利:金利の下降局面
- 全期間固定金利:金利の上昇局面
- 固定期間選択型金利:金利の上昇局面
金利が下がっているときに変動金利で借りれば、借入後、さらに低い金利で利用できますが、逆に金利が上昇してしまうと返済額も高くなってしまいます。
一方、全期間固定金利や固定期間選択型金利については、これから金利が上がりそうなときに利用すれば、借入後に金利が上がってもその影響を受けずに済むことができます。