2020年4月29日 14:00
個人再生とは?仕組み・手続きの流れ・メリットデメリットをFPが徹底解説!
借金に困っていて手続きをするのに、大きな費用がかかると絶望する人もいらっしゃるかもしれません。ただし専門家費用は分割払いが一般的ですので、安心して依頼することができるでしょう。
個人再生の手続きは専門家費用を払い終えてから開始となりますが、この段階で既に「受託通知及び債権調査へのご協力のお願い」が送られていますので、分割払い中も督促が入ることはありません。
官報に掲載される
個人再生をすると「官報」という国の機関紙に記載されてしまいます。基本的に個人再生をしたことが周りの人に知られることはありませんが、官報を見ている人には知られる可能性があります。
弁護士などの専門家や不動産関係の職業であれば、官報を読んでいる可能性がゼロではありません。とはいえ、官報を読んでいる人は少数であることと、仮に読んでいたとしてもくまなく読んでいるとは限りませんので、誰かに知られる可能性は低いです。
闇金からの勧誘に注意
官報に記録されると、闇金から勧誘が入る可能性があります。
債務整理をした人はお金に困っていた訳ですから、闇金がターゲットとしやすいのです。電話やメールなどで勧誘が入っても無視しておきましょう。