2020年5月22日 14:00
住宅ローンの審査基準とは?マイホーム購入時に知っておきたいポイントをFPが解説
- あらかじめ借入可能額を把握して物件探しをしよう
- 借入比率を満たさない場合は事前完済を検討しよう
- 否決になってもほかの金融機関で承認となる可能性はある
それぞれ確認していきます。
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あらかじめ借入可能額を把握して物件探しをしよう
マイホーム購入は、住宅ローンがいくら借りられるか次第で購入する物件が変わるという方も少なくありません。このため、物件探しをするために自分はいくら借りられるのかを把握しておくことをおすすめします。これには、以下の2つの方法があります。
自分で計算する
借入可能額は自分で計算できます。借入可能額の計算には、先述の借入比率と審査金利と呼ばれる指標を用います。審査金利とは借入可能額を算出するために用いる金利で、金融機関ごとに異なりますが、3%など実際の住宅ローン金利より高く設定されています。
借入可能額を計算する方法
さて、借入比率と審査金利を用いて借入可能額を計算する方法を見てみましょう。
例えば年収400万円の方が、借入比率35%、審査金利3%の金融機関で借入期間35年の住宅ローンの審査を受ける場合、以下のように計算します。
住宅ローンの返済に充てられる額を求める:400万円×35%=140万円金利3%で借入期間35年、100万円借りる場合の返済額を求める:46,176円/月上記1.を2.で割って100を掛ける:140万円÷46,176円/月×100=約3,031(小数点以下切り捨て)