医療費の支払いに限度額はある?知っておきたい高額療養費制度の基礎知識をFPが解説
後述する「限度額適用認定証」の件もあるのでなおさらです。ぜひ賢く立ち回りましょう。
[adsense_middle]
合わせて知っておきたい「限度額適用認定証」とは?
ここからは、高額療養費制度に関係する補足情報についてお伝えします。まずは、「限度額適用認定証」についてです。高額療養費制度は、「あとで清算する」という制度なので、一旦は大金が必要という点がネックでした。この点を解消するのが限度額適用認定証です。
この限度額適用認定証とは、簡単にいえば「病院での支払いそのものが高額療養費制度の限度額までになる」というものになります。つまり、一旦は必要だった大金が不要になるという証書です。
貯金が乏しいという方には、極めて嬉しい証書といえるのではないでしょうか。
この認定証を手に入れる方法は、高額療養費制度の申請と同じく、健康保険組合や役所に「限度額適用認定申請書」を送るだけです。ただし、すでに支払った医療費には適用できません。入院や手術を受ける前に余裕を持って、この限度額適用認定証を手に入れましょう。
窓口で保険証と一緒に提出するだけ!
限度額適用認定証の使い方は、病院の窓口で保険証と一緒に提出するだけです。