くらし情報『債券投資の利回りと利率の違いとは?基礎知識&計算方法を専門家がわかりやすく解説!』

2020年8月16日 14:00

債券投資の利回りと利率の違いとは?基礎知識&計算方法を専門家がわかりやすく解説!

逆イールドが発生するのは、足元の景気がよくても将来の景気が低迷する可能性がある局面です。投資家は将来の利下げを見込んで積極的に長期債を購入するので、長期債の利回りのほうが低くなるのです。

昨年(2019年)8月にも逆イールドが発生しました。今回の新型コロナウイルスの感染拡大を予想していたかはわかりませんが、実際2020年に入ってから米国では景気後退局面が訪れています。

株式投資しかしていない人も、米国のイールドカーブ(利回り曲線)をチェックしておくことは必須といえるでしょう。

債券投資の利回りに関するまとめ

債券の「利率」とは額面に対する年間の利息の割合のことで、発行時に決められています。一方、債券の「利回り」とは、投資金額に対し、償還差損益と利息による収益との差額がどの程度の割合になるかを示すものです。

既発債は、利回りを見て購入するかどうか判断するようにしましょう。
また、景気を判断する際に、イールドカーブ(特に米国債) を見ることは大切です。債券投資だけでなく、株式投資にも役立つ概念なので、覚えておくようにしてください。

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