2021年2月4日 14:00
確定申告に支払調書は必要?添付義務から源泉徴収票との違いまでわかりやすく解説!
を利用して申告書などを送信する場合も同様に提出は不要です。
支払調書がない! 確定申告ができないときの3つの対処法
支払調書は提出が不要なので、支払調書がなくても確定申告はできます。しかし、報酬額や源泉徴収額がわからないと税金を納めすぎて損をしてしまうかもしれません。そこで、支払調書がなくて正確な金額がわからないときに試してみるべき対処方法を3つご紹介します。
①契約時の書類やメールを確認する
契約を結ぶときの契約書は、書面の他に最近ではメールやPDFなどの電子契約も増えています。ほとんどの場合は契約内容のほかに報酬額や源泉徴収額についての記載があるはずですので、そちらで確認しましょう。
なお、契約書には保存義務があります。納品済だからといってすぐに破棄してはいけません。
②源泉徴収の金額を自分で計算する
「報酬額は覚えているけれど源泉徴収の額がわからない」という人は自分で計算してみましょう。源泉徴収は報酬の種類によっては差し引かれない場合もあります。また、報酬額によって計算方法も変わります。
源泉徴収が必要な報酬
報酬を支払う側が企業または2人以上の従業員を雇用している個人事業主で、受け取る報酬が以下に当てはまる場合は源泉徴収が差し引かれています。