くらし情報『出産育児一時金の差額を受け取るには? 受け取り方法と手続きの流れ』

出産育児一時金の差額を受け取るには? 受け取り方法と手続きの流れ

3. 出産育児一時金支給申請
退院時に医療機関窓口で出産費用などを全額自己負担で支払った後に、健康保険に出産育児一時金の請求を申請し、受け取ります。

このように支給方法は3種類ですが、医療機関との間で差額が発生するのは「直接支払制度」と「受取代理制度」なので、差額を受け取るのもこの2つの制度を利用した場合となります。

出産費用が42万円未満だと差額が受け取れる

出産育児一時金の支給額は、子ども一人に対して42万円とされています。双子などの多胎児の出産では、その子どもの人数分、支給を受け取ることができます。

産科医療補償制度に加入していない医療機関などで出産した際の支給額は40万4千円です。

出産費用が出産育児一時金の額よりも低かった場合は、申請することにより差額分を受け取ることができます。

出産育児一時金の差額はいくら?
出産育児一時金の差額の算出方法は、出産後の退院するときにわかります。出産育児一時金から出産費用を差し引いて差額を計算します。


例えば、出産費用(入院費用も含めて)が39万円だった場合は、子ども1人に42万円支給されるので、差額は3万円となります。

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