2022年9月14日 11:00
ウクライナ大統領の評伝を邦訳 6人の側近が語る『ゼレンスキーの素顔』発売
本書では、ウクライナの内政を切り口にゼレンスキー像に迫ります。なお、日本語訳出版にあたっては、ウクライナ人の国際政治学者であるアンドリー・グレンコ氏が解説文を寄せています。
6人の側近が語る36のエピソード
著者は、ゼレンスキー大統領の6人の側近に徹底取材を行ない、36のエピソードを紹介します。
1)ルスラン・リャボシャプカ:ゼレンスキー政権下、最初の検事総長
2)ロマン・ベスメルトニー:ドンバスに関する3者間交渉で大統領の代理人を務める
3)アンドリー・ボフダン:ゼレンスキーの政界入りを支えた政治顧問
4)ヴィクトル・ボビレンコ:ゼレンスキーが大統領になると予言した政治顧問
5)ヘオ・レロス:ウクライナ議会の副議長であり、ゼレンスキーの元同僚
6)コンスタンチン・ボンダレンコ:政治顧問
本書には、説教じみた話や偏見、情報操作などは含まれていない。事実だけだ。私はただ、第6代ウクライナ大統領の素顔の肖像画を描きたかったのだ。その出来栄えは、読者の皆さんにご判断いただこう。
――セルヒー・ルデンコ(本文より)
『ゼレンスキーの素顔』について
著者
セルヒー・ルデンコ (Sergii Rudenko)