2022年12月21日 12:00
【星のや東京】貸切舟で、発酵食材を使用した特製花見弁当を味わいながら三味線の演奏とともに花見を愉しむ「春日向の花見舟」を開催|期間:2023年3月25日~4月10日
(*1) 双葉社「旧暦で読み解く江戸」(2013)
「春日向の花見舟」の3つのポイント
1発酵食材を使用した特製花見弁当
江戸時代の人々は、花見に出かける際にお弁当や酒器を持ち、旬の味覚とお酒とともに、咲き誇る桜を楽しんでいたと言われています(*1)。本アクティビティでは、桜鯛や桜海老、独活といった春の旬の食材を使用した特製花見弁当を用意します。星のや東京総料理長 浜田統之(はまだのりゆき)が手掛ける「Nipponキュイジーヌ ~発酵~」の要素を取り入れ、味はもちろん、目でも楽しめる華やかな花見弁当です。江戸時代に普及した発酵食品である赤酢を使用したちらし寿司や、純米酒・梅干し・かつお節で作った煎り酒で茹でた桜鯛の前菜などを詰め合わせています。甘味には、甘酒を練りこんだ桜餅のマカロンや、三色団子をモチーフにしたパート・ド・フリュイなどを季節のフルーツとともに提供します。
2江戸の人々に倣う花見の宴
江戸の花見に歌舞(かぶ)音曲(おんぎょく)はつきもので、人々は三味線をはじめ楽器を持って花見に行き、桜の木の下で演奏したり、歌を歌ったりして宴を楽しんでいました(*2)。そこで、本アクティビティでは、江戸時代に発展した筝曲流派「山田流」