【星のや東京】江戸時代の人々に親しまれたねぎま鍋を、発酵食品とフレンチの技法を組み合わせてコース仕立てで提供、「発酵ねぎま鍋」が登場|期間:2022年12月1日~2023年2月28日
*1徳島で古くから作られている豆味噌の一種
「赤身とねぎ」
まぐろ本来の旨味や程よい酸味があり、鉄分が豊富な赤身には、火を通すと甘さが増すねぎをあわせます。発酵調味料のサワークリームを添えることで、程よい酸味とコクが増します。
「中トロとセリ」
脂と鉄分のバランスが良い中トロは、シャキシャキとした食感でほろ苦さのあるセリとあわせます。まぐろの味をしっかりともつ中トロは、セリとあわせることで、まぐろの風味がより一層引き立ちます。添える発酵調味料は、中トロのまろやかなコクと旨味を引き出し、奥行きを生む醤油麹です。
「大トロとクレソン」
トロと呼ばれる部位の5分の1程度しかない希少な大トロは、爽やかな香りと辛味のあるクレソンとともに味わいます。大トロの濃厚な脂の旨味と甘み、とろけるような食感には、まろやかな辛味のわさびの麹漬けをあわせます。
「カマトロとわかめ」
1尾のまぐろから少量しか取れないほど希少なカマトロは、非常に柔らかく、深みのある上質な脂を持ちます。ミネラルが豊富なわかめとカマトロをあわせることで、磯の香りを感じながら堪能できます。添える発酵調味料は、柑橘の爽やかな酸味がカマトロの脂との相性の良い、柑なんば(*2)