2022年8月9日 11:00
【ダイキン】フィルター掃除と室外機周辺の片付けによるエアコンの節電効果を検証
1ヵ月の電気料金やCO2排出量に換算すると、800円の電気料金、11.7kgのCO2を削減できたことになります(実験①)。フィルター掃除に加えて、さらに室外機周辺の障害物を片付けて風通しも良くすると、余分に発生していた105.1%分の消費電力量が削減でき、1ヵ月あたりの電気料金1,720円、CO2排出量25.2kgの削減につながりました(実験②)。
フィルター掃除、室外機周辺障害物の有無による消費電力量の比較(実験①、②より)
これらの結果から、フィルターを掃除しないと約1.5倍、フィルター掃除と室外機周辺の片付けのどちらもしないと約2.1倍もの電力消費につながる可能性があることが分かりました。それに伴って、電気代もCO2排出量も増えることになります。これらのことからも、私たちの普段の暮らし方とカーボンニュートラルは無関係ではないことが分かります。カーボンニュートラルを特別なことだと難しく考えるのではなく、今すぐ手軽にできるフィルター掃除や室外機周辺の片付けなど、エアコンの節電を通じたカーボンニュートラルの取り組みを始めてみてはいかがでしょうか。
実験環境
参考資料:エアコンのフィルター掃除と室外機周辺の障害物に関する調査結果
当社では夏にエアコン冷房を使用している全国の20代~50代の男女496名を対象に「エアコンの節電に関する調査」