くらし情報『【星のや竹富島】竹富島の伝統作物である「粟」の継承に向けた「粟の脱穀・精穀講習会」実施のご報告 ~「粟豊年プロジェクト」伝統作物の6次産業化への挑戦~』

【星のや竹富島】竹富島の伝統作物である「粟」の継承に向けた「粟の脱穀・精穀講習会」実施のご報告 ~「粟豊年プロジェクト」伝統作物の6次産業化への挑戦~

同時期に財団でも島の畑で粟の収穫がおこなわれ、合計収量は約30キログラムでした。これは以前、星のや竹富島が種の保存のために単独で栽培していた頃の約15倍です。収穫した粟は今後特産品開発に活用するため、2021年9月6日、脱穀・精穀講習会を竹富島公民館「まちなみ館」で実施。沖縄県農業協同組合の吉田洋介(よしだようすけ)氏を講師に、財団員3名、星のや竹富島のスタッフ6名が参加しました。粟の6次産業化を目指す上では、効率的な粟の加工が必要です。そのため本講習会では機械を用いた脱穀と精穀方法を学びました。しかし「粟豊年プロジェクト」では、島の方々の知恵が凝縮した昔ながらの栽培方法や加工方法を学ぶことも重視しています。粟そのものだけでなく、島の歴史文化も継承したいと考えているためです。
そこで本講習会を実施する約1か月半前、島で唯一の粟の栽培者である前本隆一(まえもとりゅういち)氏のもとで伝統手法の脱穀・精穀を学び、実践しました。

【星のや竹富島】竹富島の伝統作物である「粟」の継承に向けた「粟の脱穀・精穀講習会」実施のご報告 ~「粟豊年プロジェクト」伝統作物の6次産業化への挑戦~

粟の脱穀の様子

【星のや竹富島】竹富島の伝統作物である「粟」の継承に向けた「粟の脱穀・精穀講習会」実施のご報告 ~「粟豊年プロジェクト」伝統作物の6次産業化への挑戦~

精穀後の粟

プロジェクトのあゆみ

2020年12月 島の古老を招き、竹富島の農作の歴史学習会を実施。
2021年1月 施設内の畑に伝統手法で粟作付け。

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