2022年9月1日 10:00
【星のや京都】平安貴族が別荘を構えた嵐山で秋の情景に触れながら和歌を詠む「奥嵐山の歌詠み」開催 ~800年にわたり和歌を守り伝える冷泉家当主と当主夫人が、和歌の世界へ誘う~|開催日:2022年10月13日
*1「野は、嵯峨野は言うまでもない」の意味。嵯峨野とは、嵐山周辺を指す
特徴1冷泉家25代当主による歴史講話と当主夫人による和歌の手ほどき
本催しでは、冷泉家25代当主・冷泉為人氏より、冷泉家が育んできた和歌の文化やそれを支えた公家社会の歴史についての講話を聞きます。和歌の文化や歴史背景について理解を深めたあとは、当主夫人・冷泉貴実子氏より冷泉流歌道の手ほどきを受け、実際に参加者自身で和歌を詠んで短冊にしたためます。かつて平安貴族が別荘地・嵐山で和歌を詠んだ風情そのままに、日本の美意識に触れ心豊かな時間を過ごすことができます。
冷泉家について
冷泉家は平安・鎌倉の歌聖と仰がれた藤原俊成(しゅんぜい)、定家(ていか)父子を祖先に持ち、「和歌の家」として代々朝廷に仕えた公家です。特に定家は、星のや京都の対岸に位置する小倉山で小倉百人一首を編纂した嵐山にゆかりがある人物です。初代冷泉為相(ためすけ)から当主まで800年にわたり冷泉流歌道を継承し、現代まで和歌を守り伝えてきました。
冷泉為人氏プロフィール
1944年、兵庫に生まれる。
冷泉家25代当主。関西学院大学大学院文学研究科博士課程修了。