くらし情報『吉永小百合とすごす、お正月「吉永小百合 映画特集」1月1日よる7時「母と暮せば」ほか、BS12 トゥエルビで全国無料放送』

2022年12月27日 15:00

吉永小百合とすごす、お正月「吉永小百合 映画特集」1月1日よる7時「母と暮せば」ほか、BS12 トゥエルビで全国無料放送

に対する揺れ動く気持ちなど、吉永が亡くなった息子を深く愛する母親役を熱演している。二宮との息の合った母子役や、坂本龍一の音楽も話題になった。

【山田・吉永コンビの「母」3部作の第1作―「母べえ」】(2008年、山田洋次監督)

昭和15年の東京を舞台に、父親が思想犯として逮捕された一家で、娘たちを守って懸命に生きる母親の姿を描いた。原作は、黒澤明監督のスクリプターとして知られる野上照代の自伝的小説。『母と暮せば』『こんにちは、母さん』と連なる山田・吉永コンビの「母」3部作の第1作だ。
野上家は、4人家族がお互いに「べえ」を付けて呼び合う仲の良い一家だ。だが、ドイツ文学者の父べえ(十代目坂東三津五郎)が反戦思想の持ち主だとして特高警察に逮捕されてしまう。母べえ(吉永)は父の教え子らに励まされながら、2人の娘を育てていく。

「この役は吉永さんでなければ成り立たない」と、山田監督が熱望し、実現した企画。吉永は、厳しい状況で生きる役を演じるためにダイエット、撮影中に栄養失調で通院するほど体を張って母べえになりきった。

【教師を思う女子高生役に挑戦―「若い人」】(1962年、西河克己監督)

大スター石原裕次郎と初めて本格的に共演した作品。

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