食感と味わいにこだわった「海苔佃煮」開発秘話を公開【久世福商店】
「黒海苔佃煮」「海苔バター」が販売されていましたが、新たな商品を開発にするにあたり、目指したものはありますか?
「海苔バター」がヒットしていたので、海苔バターに続きたい気持ちが大きかったです。 「バズる海苔の佃煮の開発」といったミッションが与えられており、「バズるって何だろう?」といった切り口からチームメンバーで模索し続けました。
―――とても難しいお題からのスタートだったのですね。
はい、みんなで頭を悩ませました。 最終的に決まったターゲットは20代後半~30代独身女性。久世福商店をよく利用してくださるお客様より若い層です。 久世福商店を知るきっかけになってほしい、という想いも込めて開発を進めました。市場に出回っている約20種類の海苔佃煮を食べ比べ、同時に海苔に合う調味料を調べるために試食を続けました。普段の開発では、わずかな味の違いを探るために試食を繰り返しているので、今回のように大きく味が異なる試食は楽しかったですね。
―――どのようにして味わいが決定したのでしょうか?
最終的に決定したフレーバーは「韓国風」と「梅」です。
社内アンケートの中で「最後まで使いきれない」