島根県にて、古民家のリノベーションで社会問題の解決に取組む「古民家上手」さんにインタビュー!!!
幸い、松江市持田地区の自治会長さんと古民家のオーナーさんとご縁があり、一軒の古民家をお借りすることができました。」
島根大学国際交流センターの職員であり、シェアハウスに暮らす仲間でもある青晴海教授も含め、4人でプロジェクトがスタート。築150年ほどの古民家をリノベーションし、地域住民・若者・外国人をつなぐ「古民家上手」が完成しました。
――活動初期にはどんな苦労がありましたか?
佐藤「外国人があまり訪れない地域なので、留学生たちがなじむまでに時間がかかったり、島根大学から資金面でのバックアップが得られなかったりと大変なこともありました。でも、橋本さんをはじめとする島根大学の学生有志や、元留学生で島根にIターンしたフランス人のサシャさんもメンバーに加わり、任意団体としてさまざまな交流イベントを行っています。」
――コロナ禍の影響もあり島根大学に来る留学生は減っているそうですが、今は主にどのような活動をされているのか教えてください。
橋本「毎月1回開催している『子ども地球きょうしつ』では、地域の子どもたちを対象として国際交流の場を設けたり、自然や環境を思いやるきっかけとなる体験を提供したりしています。