くらし情報『OMS戯曲賞受賞歴を持つ劇作家・山脇立嗣氏の脚本で チーム・クレセント 第6回公演『その先の凪』上演決定 コロナ禍で息子を亡くした老夫婦が、生前の息子の心の在り様を知っていく物語』

2024年3月15日 10:00

OMS戯曲賞受賞歴を持つ劇作家・山脇立嗣氏の脚本で チーム・クレセント 第6回公演『その先の凪』上演決定 コロナ禍で息子を亡くした老夫婦が、生前の息子の心の在り様を知っていく物語

真実を紐解くうちに老夫婦に見えたものは—

はじめに

【戯曲との出会い】
昨年 5 月「今年の OMS 戯曲賞は泣ける」というタイムラインを Twitter(現 X)上に見つけました。早速、OMS 戯曲賞の本を取り寄せ読み進めて行くと評判通りの素晴らしい戯曲で私も例外なく涙し、是非ともチーム・クレセントで上演したいという気持ちで一杯になりました。OMS 戯曲賞の事務局に相談したところ、大賞を受賞された山脇立嗣氏より直々にお電話を頂きました。しかし、諸事情により当面の間この戯曲の上演許可は頂けないとのことでした。その代わり「実は僕、他にもたくさん戯曲を書いているんです。読んでもらえませんか?」と、その日のうちに同氏の別の作品が複数送られてきました。そして、その中から「その先の凪」を上演することを決めたのです。
「その先の凪」は氏が 2020 年初めて発令された緊急事態宣言下の中で、「世の中が止まっても自分は作家なんだからとにかく書くんだ」と、強い意志のもと筆を進めたそうです。
物語の背景はコロナ禍。一見静かな会話劇のようでいて閉塞感から起こる怒りや悲しみが登場人物たちの心のうちに反映されており、憤りの中で「凪」

新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.