【メンタル本大賞®2023ダブル受賞！】『「自分の感情」の整えかた・切り替えかた』（高井祐子著・大和出版刊）

本書の特長

本書はこころも体も整えて「落ち込んでも大丈夫」になる方法を説く1冊です。
認知行動療法や生活臨床を掛け合わせた手法を、85の簡単なワークにして見開きでわかりやすく解説しています。
・考え方のクセを変えるための認知行動療法
・頭の中を切り替えるためのマインドフルネス
・心を整えるために不可欠な生活臨床
以上の３つを取り入れた、実際に効果のあったワークのみを紹介しています。

一部を紹介すると、

①「アイアムＯＫ、ユーアーＯＫ」を基準にする
相手を批判する人は、「自分はＯＫ、相手はＯＫじゃない」と捉えてしまいがち。一方で、自分を責めてしまう人は「自分はOKじゃない、相手はOKだ」と捉えてしまいがちです。

大切なのは、いかなる状況においても「自分もあなたも両方OK」と捉えること。相手に一言言ってやりたくなったり、自己嫌悪に陥ってしまいそうになったら、「自分もOK、あなたもOK」と声に出してみてください。②光熱費より、からだを大切にする
気温の寒暖差が大きいことにより、自律神経の機能が乱れ、からだが疲れることを「寒暖差疲労」といいます。このような訴えをする人に生活について詳しく聞いてみると、「朝方寒くても我慢している」