2022年11月9日 10:00
大人気の女流落語家・講談師4人が 江戸を舞台にした新作噺を披露する挑戦企画『擬古典落語の夕べ3』開催決定 カンフェティでチケット発売
春風亭一花(撮影/武藤奈緒美)
田辺いちか(撮影/橘蓮ニ)
鈴々舎美馬
【見どころ1】「新たな江戸の噺(=擬古典)」を楽しむ
擬古典(ぎこてん)落語とは「古典落語の世界観を借りた新作落語」のこと。ドラマやアニメの世界には「必殺シリーズ」や「銀魂」といった、江戸時代を舞台にしたオリジナル作品がたくさんありますよね。その落語バージョンとも言えるのが擬古典落語。いうなれば「新たな江戸の噺」です。
おはなしが上手な人から、知らない物語や未知のエピソードを聴くのは、大人になっても楽しいもの。今回、2人の落語作家(荻野さちこ、井上新五郎正隆)が「擬古典落語の夕べ3 女の江戸噺」のために、4作品を書き下ろしました。ちょっと切ない人情噺あり、朗らかな滑稽噺あり……、いずれも先の読めない展開が魅力のひとつ。現代の作家の作品なので、江戸の香りを漂わせながらも、言葉やストーリーが聴き手の頭にすーっと入るような仕上がりになっているのも特徴。
落語が初めての方も、長年の落語愛好家も、ドキドキ、ワクワクしながら楽しんでいただけること請け合いです。
【見どころ2】 「古典落語ワールド」の新たな女性キャラを楽しむ
古典落語に登場する市井の女性といえば「ダメ亭主を支える、賢くてちょっと勝ち気なおかみさん」