くらし情報『【ダイキン】2022年度 省エネ大賞で『Saravia』が「経済産業大臣賞」を受賞』

2022年12月20日 16:10

【ダイキン】2022年度 省エネ大賞で『Saravia』が「経済産業大臣賞」を受賞

(2) ステップ2『しぼる』『整える』

そこで過剰になっている排気量をしぼり、空気の流れを意識した給気設備を導入することで、工場内の給排気バランスを整え陽圧化し、外気の流入を抑制しました。冷気は下がり暖気は上がるという空気の特性と、工場の構造を考慮して給気設備を選定し、配置したことで、大きなコストをかけずに陽圧化を実現しました。

【ダイキン】2022年度 省エネ大賞で『Saravia』が「経済産業大臣賞」を受賞


(3) ステップ3『回す』

こうした改善による工場内の温度環境と空調エネルギーの変化のデータをプロジェクトメンバーで確認することで、設定温度やスケジュールの見直しといった省エネサイクルが回り出しました。また春や秋の中間期には工場内を陰圧状態にし、あえて外気を取り入れることでさらなる省エネにつなげています。これらの取り組みの結果、夏場と冬場の工場内の温度はそれぞれ6℃以上改善され、工場空調エネルギーも約26%削減することができました。

◆今後の取り組み

昨今、作業員の労働環境の改善を望む声が社会的にも高まっていることから、既存工場の建て直しや最新設備の導入を検討する企業が増えていますが、大規模な設備投資が必要になることから二の足を踏む企業も少なくありません。

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