くらし情報『夏に向け、熱中症になりづらい体づくりを。 医師が解説する、食生活でできる熱中症対策』

夏に向け、熱中症になりづらい体づくりを。 医師が解説する、食生活でできる熱中症対策

また、暑熱順化のためには、タウリン、ビタミンCも重要です。
魚介類や栄養ドリンクに豊富なタウリンは筋肉疲労を回復する効果でも有名ですが、身体のさまざまな機能を調節する働きがあることがわかっています。近年、深部体温を下げる働きがあることも研究結果からわかっており、熱中症対策として意識したい栄養素です。
ビタミンCには抗酸化作用があり、体内の活性酸素を減らすことで細胞を守り、炎症を軽減し、暑熱順化をサポートする役割を果たしてくれます。
タウリンもビタミンCも水溶性なので、魚介類や野菜を煮てスープのようにしたお料理を汁ごといただくのは、食事からのたっぷりの水分摂取にもつながり非常におすすめです。

夏に向け、熱中症になりづらい体づくりを。 医師が解説する、食生活でできる熱中症対策
熱中症対策時期・食生活の注意事項・ポイント・摂取する栄養素

気温が上がってきてからの短期的な食の対策

気温が上がってからの短期的な予防策では、暑熱環境で汗をかいて失われた水・電解質・ビタミン類を補うことを意識します。長期対策のための栄養素に加えてほしいのが、電解質であるミネラルであるナトリウム、カリウム、マグシウム、ビタミン
B1です。
ナトリウムは塩に含まれますが、ナトリウムを適度に摂取しつつ水分補給をしないと体内には吸収されにくく、また残りにくいのです。

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