【奥入瀬渓流ホテル】フレンチレストラン「Sonore(ソノール)」で冬限定メニューを提供|期間:2021年12月17日~2022年3月26日
魚の肝とは思えない脂の乗った濃厚な旨味を味わえます。
■冷前菜「鮪百合根」
鮪のタルタルに、日本酒で焚き上げソース状にした百合根、鮪節で取っただしに魚醤を合わせたジュレを添えた一品です。冬の鮪は、脂が乗り鉄分や酸味が穏やかになるため、付け合わせには優しい口当たりの百合根を合わせました。アクセントにハーブやクルトンを散らし、多様な食感を楽しみながらも、冬の鮪の食感や味わいを引き立てバランスにもこだわりました。
■冷前菜「烏賊」
烏賊の甘味を引き出す為に、穏やかな味わいのカリフラワーを合わせ、香りのアクセントに柚子を添えた一品です。烏賊は火を通し、カリフラワーと合わせて焼売風に仕立てることで、甘味を引き出しました。烏賊の甘味を強く感じつつも食べやすい仕立てにしています。
■温前菜「白子春菊」
軍鶏をベースとした濃厚なソースと白子、胡麻を合わせ、ほろ苦い春菊とのコントラストが特徴の一品です。白子と深い旨味の胡麻、アクセントに加えたナッツのカリっとした食感が呼応し、食べごたえはありつつも、白子が後に引かないように仕立てました。
■温前菜「鮫猪」
鮫の中でも、良質な肝脂がとれ、特に味が良いと言われているアブラツノザメのフカヒレに、炭の薫りをまとった猪肉を合わせ、海と山の食材が作り出す複雑で濃厚な味わいが楽しめる一品です。