くらし情報『『海の始まり』村瀬健P、名シーンを振り返り“親子の愛”に込めた想い明かす 名優と対峙する主演・目黒の成長ぶりにも言及【インタビュー】』

『海の始まり』村瀬健P、名シーンを振り返り“親子の愛”に込めた想い明かす 名優と対峙する主演・目黒の成長ぶりにも言及【インタビュー】

それぞれに特徴があるから、各監督でやっぱり名場面が違っていて、風間監督はなんと言っても1話の最初のお葬式会場で大竹しのぶさん演じる朱音に『想像はしてください』って言われるあそこのお芝居の良さと、その直後の、海が『夏くん!』って言って、水季の映像が流れ、あの一瞬の静寂になって音楽が流れる部分なんかは「silent」に通ずるものがありますよね。風間監督の新骨調、芝居をしっかり見せる力と映像の美しさで見せる力の両方が合わさった風間監督らしさが出た1話だったと思う。

高野監督の真骨頂は3話のラストシーン。back numberの主題歌に乗せて、夏と海が浜辺で初めて2人だけで語るシーンです。まるで2人がただそこにいて、ただ話しているところを切り取ったかのような自然な表情を二人ともしています。高野監督らしい優しさが本当にあふれていましたよね。

ジョン監督はなんと言っても7話の津野君(池松)の描き方。電話のシーン、あれはもう圧倒的で、実はあのシーンって台本では『はい』で終わっているんですよ。
特にあの状態で、もう水季に残された時間は少ないってわかっている中で、津野は電話がブルブルってなった時にもう何かを感じていて。

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