永瀬廉×坂東龍汰×前田拳太郎、三者三様にきらめく魅力 声の共演で“すごさ”実感【インタビュー】
前田:でもその雰囲気作りをしてくれるよね。
坂東:瀬はビジュアルもまさにもう秋。似ている感じはありますよね。そこにあの声のトーンで当ててくるのはさすがって感じでしたね。
永瀬:ありがたいですね。
坂東:秋は手がすぐ出ちゃったり、カッとなりやすかったりするキャラクターなんですけど、そのキャラクターに儚(はかな)さ、憂いみたいなものを声の中に秘めることができるのは、廉の声の質の良さや優しさが出ているからなんだろうなってすごく思いました。優太はキャラクターを見た時、誰が優太を演じられるんだろう…と。結構小柄な人を想像していて、声も特徴のある俳優さんなのかなと思って想像していたら『え!前ちゃん!あの前田拳太郎だよな?』って、身長も高いし、声も結構しっかりしてるイメージだったので、どんなふうに演じるんだろうと思ってフタを開けたら本当にアニメ好きでその愛もとっても強かった。
――演じる役柄でご自身が一番共感できるところ、できないところはそれぞれどこでしたか。
永瀬:役に対して共感できないことは、すぐ手が出るってことですね。
坂東:確かにねえ。
永瀬:でも「ふれる」がもしいたら…と考えると、やっぱり「ふれる」