一ノ瀬颯、堀田真由ら共演者から「いじられ」エピソード明かす【オリコン ライターズ】
とコメント。
「なかでも堀田真由さん演じる次女の涼は、個人的に通じるものが多いなと思います。涼は常に『こうあるべき』といった社会規範や固定観念に対して『なんで?』と問いかけるのですが、その姿勢がとても魅力的。僕たちも普段の生活で『なんで?』と思うことはあっても、なかなかそれを口に出せないことも多いですよね。けれどドラマでは、そういったモヤモヤを代弁してくれる涼の姿に、“スカッと”する人も多いと思います」
一ノ瀬が演じる行城律は、主人公の涼と20年来の幼なじみ。幼い頃から涼に恋心を抱いているが、当の涼は律の気持ちに気づくことなく、ふたりは「親友」としての関係を続けている。
「このふたりの関係って、律が思いを伝えた時点でともすると壊れてしまうかもしれない、そんなあやういバランスの上に成り立っていると思うんです。なので、律を演じる上では、そんな“秘めた思い”をどう表現するのか。
思わず気持ちがあふれ出てしまうのか、あえて思いを伝えようと律自身が葛藤しているのか。そんな表現の『塩梅』について、監督さんやプロデューサーさんと話し合いながらつくりあげています」
なかなか思いを打ち明けられない律というキャラクターについて、「なにかと周囲に気を遣ってしまう面は、僕自身と似ているかも…」