くらし情報『日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』で新たな挑戦 業界の先駆けとなるか』

日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』で新たな挑戦 業界の先駆けとなるか

と、無理だらけになったのは初めてのことでした(笑)。

塚原劇中では島のてっぺんに神社がある設定なのですが、そこでの撮影が一番難しい。同じように島のてっぺんに神社のセットを建てても、背景に映る端島の住居はCGで足さないといけません。さらに、1950年代の“緑がない端島”を再現しなくてはいけないのですが、今の日本に緑のない孤島なんて存在しません(笑)。そんな無理難題を日々どうにか乗り越えています。

――撮影では実際にどのような工夫をされているのでしょうか?

塚原現在の端島では廃墟の撮影しかできないので、本作ではCG技術を駆使して再現しています。空撮の画角で端島を再現するときには、セットの一部を映像として貼り付けるようなかたち。島を15個ほどのピースに分けて、「レゴブロック」のようなイメージで円形の島にはめ込んで、それと現代の端島をドローン撮影して全景として見せています。


野木実景で島のシーンを撮る際も、島そのものを探すのではなく、港や通りなど、パーツごとに必要な部分を探して組み合わせていると聞いて…これは本当に大変なことを始めてしまったなと。塚原今回の撮影現場での勝負は、CGを使いながら、いかにリーズナブル&スピーディーに進行できるか。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
漫画家・脚本家募集LPバナー 上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.