『新語・流行語大賞』ノミネート語30決定 大谷翔平、お金、パリ五輪にまつわる用語など【用語説明 掲載】
大谷翔平選手写真:AP/アフロ
2024年に最も話題を集めた言葉を決める『現代用語の基礎知識 選 2024ユーキャン新語・流行語大賞』のノミネート30語が5日、発表。ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が達成した「50-50」や、「裏金問題」「新紙幣」など“お金”にまつわる用語、「初老ジャパン」「ブレイキン」「名言が残せなかった」などのパリ五輪に関する用語などが選出された。
2024年の傾向として「1月に能登半島地震が発生し暗いニュースからのスタートとなったが、オリンピック、大谷翔平選手の活躍、ダンス動画関連のヒットなど、話題は数多くみられた。流行語としては、小粒そろったと思われる」と分析。「また、『お金』にまつわる用語が数多く発生。責任をもたない風潮の世の中、光と闇が混在した年であり、嵐の前の静けさを感じさせる」とした。
選考委員は、金田一秀穂(杏林大学教授)、辛酸なめ子(漫画家・コラムニスト)、パトリック・ハーラン(お笑い芸人)、室井滋(俳優・エッセイスト・富山県立高志の国文学館館長)、やくみつる(漫画家)(50音順)、大塚陽子(「現代用語の基礎知識」編集長)。
ノミネート語の中から『2024 ユーキャン新語・流行語大賞』トップテンを12月2日に発表する。