【推しの子】アイ役・齋藤飛鳥、殺されるシーンは異例の撮影方法 アクア&ルビー子役にも驚き「ボロボロ涙を」【インタビュー後編】
私はやっぱりあの卒業コンサートがあったからアイドルを無事にやりきれたし、最後に1番いいプレゼントをいただいたなと思っていて。後輩にはできるだけ卒業コンサートをやってほしいなと思っていました。やま(山下)の卒業コンサートも好きなことを楽しそうにやっていたり、一生懸命考えたんだろうなっていうのを感じて「幸せになってくれ」っていう気持ちでいっぱいになりました(笑)。すごくあったかい気持ちになりましたね。
■丸2日かけて撮影したアイの最期演じた感想は「全然楽しくなかったです(笑)」
――齋藤さんの演技に引っ張られるように、幼少期のアクアとルビーを演じた子役の2人(幼少アクア役:岩川晴/幼少ルビー役:斉藤柚奈)の演技も圧巻でしたが、一番そばで見られていかがでしたか。
【齋藤】あんな小さな子が髪を染めてきたり、一生懸命に台詞を練習していたり、2人がそれぞれの役を演じることにすごく幸せを感じていて。アイが殺されるシーンでは、アクアが私のそばにいるんですけど本番前にすごく一生懸命1人で気持ちを作っていて驚きました。本番ではボロボロ涙を流しているんです。
そんな姿を見て「愛おしいな」という気持ちが芽生えました。