【推しの子】アイ役・齋藤飛鳥、殺されるシーンは異例の撮影方法 アクア&ルビー子役にも驚き「ボロボロ涙を」【インタビュー後編】
愛情深さが見えすぎてもいけないし、でも見えなさすぎてロボットみたいなのもアイじゃない。そんないい塩梅を探しながら、子役の2人とは距離感を大事に、近づきすぎずに演じました。
――これまで演じてきた役とは少し趣の違う、“アイ”という挑戦的な大役をやり遂げた感覚はありますか?
【齋藤】お芝居に関しては終わった今も何が正解だったか分からないままではありますし、100点をあげられるものでもないとは思いますが、今の自分に出せるものは出せたかなと思います。
――最後に聞きたいんですが、今回“アイ”を演じてみて楽しかったですか?
【齋藤】全然楽しくなかったです(笑)。つらくて、かわいそうな人っていうと言葉がちょっと強すぎますけど…。誰かもっとアイを愛してあげてほしかったなと思いました。
▼【推しの子】とは
2020年より「週刊ヤングジャンプ」(集英社)にて連載中の赤坂アカ氏と横槍メンゴ氏のタッグによる漫画が原作。単行本の累計発行部数は1800万部を突破した(2024年8月現在)。
主人公が伝説的アイドル・アイの子どもとして転生するファンタジックな設定と、ショッキングな描写もいとわないサスペンス要素、“芸能界”という複雑な世界に躊躇(ちゅうちょ)