『新語・流行語大賞』トップテンに「界隈」 受賞者は毎日新聞デジタル報道グループ “記者界隈”の流行語は「オールドメディアの敗北」
一般の語が、新たな展開で認識され、思わず使いたくなるような語として広まる。これこそが『新語・説明流行語』の醍醐味なのだ」という内容だった。
表彰式には、毎日新聞の稲垣衆史記者が登壇。いち早く報道したことが受賞者となった理由と説明された。稲垣氏は「毎日新聞デジタル報道グループの稲垣と申します。この度はこのような映えあるいただき、大変ありがとうございます。正直、この『界隈』という言葉はすでにSNSで等で使われておりまして、トレンドに乗っかったところもあるので、本当に私どもが受賞していいものなのかっていうのは自信がないところなんですけれども、事務局の方から私どもの記事をきっかけに広く広まったとお聞きしまして、そのような評価をいただいたのであれば大変うれしく思いました」とする。
風呂キャンセル界隈を5月ごろに書いた。
「うつ病で入れない、訳あって入れない方がいるという議論が混在してることが気になっての取材をした。当事者の方に聞いたところ、ほとんどの方が感じられる症状。ただ、それにも関わらず、あまり広く知られていないことを気にされていた。それも踏まえて専門家の精神科の方にお話を伺って記事にした次第です」