アライア回顧展: 美と永遠を追求したクチュリエ 【Nahoのおパリ文化回覧帳 vol. 1】
パリでは、毎日のように多くのエキシビションが開催されています。
今現在、公式に発表されているものだけでも232展。比べて東京全域で157展。
パリは東京23区と同じくらいの大きさなので、そう比べただけでも、いかに多いかが分かるかと思います。
ジャンルも、アート、ファッション、写真、彫刻、建築…etcと多岐に渡り、
毎日たくさんの人達がどこかの展覧会や美術館へ訪れ、観光客だけでなく、住んでいる人たちにとっても身近な存在です。
私も東京に住んでいた頃からエキシビションは好きでしたが、今より少し遠い存在だったような気がします。それは、アートそのものや美術館、それらと一般の人々の間に、少し距離があるからかもしれません。フランスでは、アートやカルチャーが教育に適したメディアだと考えられ、国からの大きな支援があるという背景もあるのかもしれませんね。
日本ではなかなかお目にかかれないようなものも多く開催しているので、時々この場をお借りして、その様子をお伝え出来たらいいなと思います。
さて、先日、昨年の11月に急逝したAzzedine Alaïa の回顧展 “Je suis couturier ” へ行ってきました。