東京新名所?アート×ホテル『BnA STUDIO Akihabara』が秋葉原にオープン
これみよがしに画面に映された「山水」の文字、ネオンの「禅」、奥には囲碁……?
この部屋は名前【ZENGARDEN】の通り、伝統的な和のエッセンスを入れつつ、外国人が捉える少し歪曲された日本的「禅」のイメージを広げた空間です。
周りを見てみると、あちらこちらにパンチのあるギミックがあります。
so coolな五重塔のキンキラ土産に、男の子なら一度は手にしただろう木刀、そしてコート掛けにも使える般若の木彫り。さらにはTOKYOらしいネオンや、金閣寺を想起するぎらついた装飾センスなどなど。
日本で生活している人なら見慣れてしまったものが、ミニマルな空間に整然と(または混沌と?)置かれていると日常風景に隠れていたカオス感が際立ちます。
手がけたのは、東京を拠点とする若手作家、緒方数馬、NANOOK、Mitsuko Shimaeの3人によるユニット「51.3 G-Wave」と、キュレーターの佐藤拓。
ギラギラとした現代的な活気を、文化がそっといなすような。