不変の美を追求する『Nigel Cabourn(ナイジェル・ケーボン)』のワーカーズドレスが、初夏をより快適で楽しいものにする
ただし、これはコットンの場合です。このドレスの素材でもあるリネンの場合となると話は違ってきます。非常に困難なのだそう。それは、細番に撚糸すること自体が難しく、さらにそれを高密度に織り上げることがその理由であると言います。
ワーカーズドレスのファブリックは、超細番のリネン糸を限界まで本数を打ち込む事により織り上げられています。これが薄くてかつ頑丈なスペシャルな一着を支えているのです。
技術の粋を結集したスペシャルなドレス
今回、ピックアップしている『ナイジェル・ケーボン』のワーカーズドレスは、高い技術を要する度詰めでリネンを製作されています。
リネンという素材には清涼感があり、ピンと張った素材感が特徴であり魅力です。
その一方で、テンションをかけすぎると簡単に切れてしまうという面もあります。そんな素材の持つ特徴を考え、『ナイジェル・ケーボン』では、度を詰め、テンションを常にかけた状態で製織されています。これをプリントではなくヒッコリーに織るということを実現させるのは、大変に難しく、すべてを緻密に計算しなくてはなりません。