『mont-bell』がつくる軽くて涼しい【紙】の服 ”KAMICO”
足元をソールのあるサンダルやヒールにすればリゾート風、スニーカーにすればスポーティーに。履くものでコーディネートを演じ分けられます。シンプルデザインだからサングラスなどの小物で遊んでも楽しい。メッシュ編みのカゴバックなど夏のクールなアイテムと一緒に。
環境にやさしいものは肌にもやさしい
当時の紙衣は材料に厚手の和紙を使用していましたが、現代の”KAMIKO”はマニラ麻を原料とした紙を使っています。このマニラ麻、育成に農薬や化学肥料を一切使用しません。だから自然環境で生分解されて、最後はまた土に還ります。
素材を作る製法は、2~3年で収穫できるマニラ麻より取り出した繊維をパルプ化し、紙の状態にしたものを細長くスリットして糸状にしていきます。
「原料が麻というと、チクチクするのでは?」と思うかもしれませんが、紙に加工してからスリットされた糸は麻の強さを保ちながらも毛羽立ちがありません。さらにその糸に撚りをかけると、糸の表面に凸凹が生まれて肌に触れる面積が少なくなり、チクチクよりもむしろサラサラとした清涼感のある着心地になるのです。
環境への負荷も少ないオーガニック素材は、次世代を担う繊維として注目されています。