「旅するデザイナー」がおすすめする旅先でのお土産たち!【vol.02 西粟倉村】
真冬の不運な条件で発生した種火はあっという間に工房中を巡り、ようびのすべてを焼き尽くし奪い去ったと言います。
『百年の森林構想』という50年かけて育てた森林を50年後の未来へ残すことを決めたこの村の理念に共感し、
ようびの代表の大島さんは100年の森林から生まれたひのきで家具をつくる挑戦をはじめたそう。
そんな熱い想いからか、全焼という現実を目の前にも大島さんはようびのスタッフに
「再起したい」と決意を伝えたと言います。
その後、メンバーひとりも欠けることなく全員で立ち上がり、この社屋ができたのです。
火災があっても諦めないというスタッフみんなの執念にも近い熱い想いが
今はとても穏やかな景色を切り取ってくれている空間からビリビリと伝わって来ました。
自分が今全てを失ったらようびの皆さんのように諦めずに強く前に進むことができるだろうか。
きっとこの村の人々、たくさんの豊かな木の存在、そして作りたいという想いが彼らをここまで強くさせたのでしょう。
と、いろいろとお話を伺っていると気になるバードのプロダクトを発見!かわいい!
このまま飾ることもできるし、羽から尾の部分に本を置くこともできるのだそう。