ゆるやかな空気が流れるカフェでひと休み。【My Favorite New York vol.5】
今回はブルックリンの豆知識から。
ブルックリンはニューヨーク市(5つの区に分かれていて、マンハッタン、クイーンズ、ブロンクス、スタッテンアイランド、そしてブルックリン)の中で最も人口が多く、マンハッタンが約170万人なのに対して、ブルックリンには約260万人の人が暮らしています。もしブルックリンが独立した市なら、ロサンゼルスとシカゴに次いで3番目に人口の多い市になるそう。面積は大阪よりやや大きくて、東京の4割ほどの大きさです。どうでしょう、イメージできますか?
また、ブルックリンはニューヨーク市の中でも移民が多いことでも知られていて、中でもケンジントンと呼ばれるエリアには、メキシコ、パキスタン、ポーランド、ウクライナ、ロシアなど、15カ国以上の人々が暮らし、20以上の言語が話されているといいます。
ケンジントンは、今も木造の古いビクトリア様式家々が並ぶ閑静な住宅地。もともとは労働階級の人々が多く暮らしていたエリアで、今もメインストリートには下町の雰囲気が漂います。そんな場所に、ドイツ人パティシエのビヨンさんがビジネスパートナーと共に「ダ・パイオニア(DER PIONEER)」