間伐材を味わう木から生まれたパウンドケーキ【EATREE CAKE】で新たな食体験
間伐材で作ったパウンドケーキ【Eatree Cake】
間伐材を使った木のケーキ。さて、どんな味がするのでしょうか。
使用している間伐材は「杉」。杉の木を粉末状にした杉パウダーにアーモンドパウダーを混ぜ合わせてパウンドケーキの生地を作っています。小麦粉は一切使いません。ケーキ1本のうち杉パウダーの割合は約20%。(重さにすると約300gのうち60gが杉パウダー)杉の風味が後から後からと追いかけてきます。
ケーキに使用している杉パウダーを試食。
手触りはサラサラで、ほぼ粉塵と言っていいほど細かく挽いています。シュガーパウダーに近いでしょうか。鼻から吸い込んでしまいそうなほど細かくなった杉は、粉に顔を近づけると森のにおいがしました。食べると、当然ですが木の味がします。「木を食べている」という以外の表現方法が見つからないくらい、木材らしさが口いっぱいに広がります。なぜ木の味を知っているのか…食べたことがないのに不思議ですが、香りがダイレクトに味へと変換されているのかもしれません。
「ケーキの中に小さな森をイメージ」