就職活動のころのこと【Creation Column -Vol.24-】
その中でもピンときたのが小学生のころから好きだった雑貨ブランドでのデザイナーのお仕事でした。これだ!と思って、何日も徹夜をして試験突破のための作品作りをしました。結果、試験には合格、内定をいただきました。 入社後はがむしゃらに仕事をこなす日々で、絵を描いて、商品になって幸せなんだな、と思ってはいましたがもしかしたら、違うのかもしれない、という気持ちも生まれたりしました。 その後今のイラストレーターと広告系会社のデザイナーとの両立に行き着きました。
私の場合、本当にやりたいことにたどり着くまでに何年もかかってしまったので、とてもスローな人生だなあと思いますが、初めて就職した中で得たことも本当にたくさんありました。自分の気持ちがクリアになっていった期間でもあり、そんな遠回りも悪くないかなと今となっては思います。
ひとつ言えるのは、就活だからといって自分の気持ちに蓋をしないということです。 好きなことが仕事になることが最高なのかは人それぞれだと思いますし、好きなことをするために仕事は仕事と割り切るのも良いと思います。