2012年2月10日 15:03
『ピラミッド』監督、与那国島海底遺跡に興味津々! 「続編で調査したい」
古代エジプト文明の常識を覆すドキュメンタリー映画『ピラミッド 5000年の嘘』を引っさげ、日本の地を踏んだパトリス・プーヤール監督が単独インタビューに応じた。クフ王の墓として知られる“キザの大ピラミッド”を、37年間に渡って調査、研究し導き出した真実とは? 劇中では、ピラミッドが果たすべき真の目的と、沖縄の与那国島周辺の海底に沈む“与那国島海底遺跡”との学術的な関係性にも言及しており、「続編を作る際には、もっと詳しく調査したいね」と興味津々。すでに琉球大学の木村政昭教授に取材済みだと言い、さらなる真相解明に意欲を見せた。
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エジプト人が数千人の奴隷を使い、20年の歳月をかけて、約200万個の石を積み上げた…。そんなピラミッドにまつわる仮説や定説に対し、科学的根拠をもって矛盾点を突きつけ、さらにはピラミッドに隠された“緻密な計算”を浮き彫りにする本作。次々と明かされる新説が観客を圧倒するが、「いざ映画を作ろうと思っても、資金集めが大変だったよ。最初はフランスのテレビ局に申し出たが『あまりに現実離れしている』と却下されたんだ」。その後、個人の出資者が現れ、製作にこぎつけたという。