くらし情報『中村獅童がドラマ『エンドロール』で見つけた“新しい自分』

2012年3月16日 17:28

中村獅童がドラマ『エンドロール』で見つけた“新しい自分

と振り返る。

本作を演出した石井監督は、独特の人間描写と会話の妙で観客を心地よく翻弄する新鋭だ。「撮影現場の静かでゆったりした感じが、(『硫黄島からの手紙』のクリント・)イーストウッド監督の現場と通じるものがあって。役者の心情を第一に考えてくれるし、役者を見ていてくれる。それだけ信頼されると、こちらも役になりきるしかないんです」。

そんな石井監督の下で、中村が演じた雄司はこれまで彼が演じた役柄とは印象の異なる役だ。「ここ数年の中でこの役は大きな出会いだし、またここから“新たな中村獅童”への道ができたらいいなと思います。もちろんこれまでどおり強い役や悪役も演じると思いますが、こういう純朴な男もどんどん演じていきたい。
自分のイメージを守りたいとは思っていなくて、作品の人物になりきりたいという気持ちが強いんです。この作品で今まで見たことのない中村獅童が見られたし、まだまだ自分の内に秘めた感情もたくさん持っているつもりなので、これからも役柄を通して出していきたいですね」。「映像を見た知人から、『雄司が中村獅童に見えなかった』と言われたんですが、俳優にとって本当にうれしい言葉ですよね」と笑顔を見せる中村。

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