2012年4月12日 15:05
ピクサーのアンドリュー・スタントン、監督作『ジョン・カーター』を語る
「カーターの移動に関しては、初めて原作を読んだ子供のときから“そりゃないだろう”と思っていた(笑)。今回、真っ先にやったのも、移動にどうリアリティをもたせるかだった。みんなで頭をひねりまくって考えたんだよ」
原作のなかに、映画化したかったが断念した要素はあるのかと尋ねると、こんな楽しい答えが返ってきた。「“火星のプリンセス”ことデジャー・ソリスが初めて登場するシーンは原作では全裸なんだ。でも、これはディズニー映画。断念せざるを得なかった(笑)。とはいえ、バルスームの人々のファッションはディズニー的には露出度も高く、結構がんばっただろ?」
スタントンにとってはこれが初めての実写。これからはアニメと実写、どちらとも手がけるつもりなのか。
「それはどうなるかわからない。題材に合わせて選ぶ感じになるんじゃないかな。ただ、実写は思った以上に楽しかったよ」
取材・文:渡辺麻紀
『ジョン・カーター』
4月13日(金) 2D・3D同時公開
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