2012年6月13日 17:16
「おとぎ話の“闇”に着目」新鋭ヴィジュアル派監督が語る『スノーホワイト』
グリム童話やディズニーアニメでお馴染みの『白雪姫』が21世紀仕様のフェアリーテール『スノーホワイト』となって復活。全米でも大ヒットを記録した本作の監督ルパート・サンダースがインタビューに応えた。
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サンダースはCM界で注目されたヴィジュアル派で、本作が初監督作となる。「グリムの原作はフェアリーテールの枠を超えた物語のオリジンだと思う。そういう作品をデビュー作にできるのは、僕のような新人監督にとってはまたとないチャンスだと思った」
最初にスタジオに提出したのは、自らのイマジネーションをもとに創造した3分間のプロモーションビデオだったという。「邪悪なクイーンがミルクバスから出てくるシーンや、彼女が一瞬のうちにカラスに変身するシーン…。いろんなバージョンを作ったら、それが認められて監督を任されることになった。面白いことにそれをベースにしたシーンが予告編にも使われたんだ」。
やはりヴィジュアル的な才能に長けているのだろう。確かにそれらの映像のインパクトは強烈。フェアリーテールの甘さに闇がプラスされている。「地に足が着いたフェアリーテールを語りたい。それが僕たちの目標だった。そのためには美しさだけではダメ。